男子バレー 急に強くなった?

2024年7月3日放送 7:36 - 7:45 TBS
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バレーボール世界最強国決定戦・ネーションズリーグで強豪国を次々撃破。初の銀メダルを獲得した男子日本代表。世界ランキングも過去最高の2位となっている。しかし1972年のミュンヘンオリンピックでの金メダル以降、メダル獲得はおろかオリンピックの出場すらままならないほど苦しい時期が続いていた。なぜ日本男子代表は強くなったのか?月刊バレーボール・豊野編集長は「2人のキーマンがいる。1人は石川祐希」と話した。石川祐希は1995年愛知県岡崎市生まれ、姉の影響でバレーボールを始めた。豊野編集長は「中学の時は160cmくらいだった。高校に入って2年生になってからは公式戦で全然負けなかった」と話した。大学1年の10月、イタリアの名門「モデナ」からオファーが来た。10代の海外挑戦は日本人初だった。身長192cmの石川祐希だが2mを超える選手であふれる海外では小さいほうで高さの壁に苦しんだ。また言葉の壁もあり意思疎通ができず味方とのタイミングが取れなかった。守備専門のポジション・リベロを命じられたこともあったがどんな経験も成長に変えていった。石川は世界のトッププレーヤーを目指し努力を重ねた。その後強豪チームを渡り歩いた石川祐希はミラノで海外リーグ日本人初のキャプテンに選ばれた。世界のトッププレーヤー・ブラジル代表・ブルーノは「もうユウキについて言うことは何もない。彼は世界で一番強いスパイカーだからね」と言われるまでになった。石川祐希は来シーズンは世界最強クラブと呼ばれる「ペルージャ」にエースとして招かれている。石川祐希には日本代表をもっと強くしたいという思いがある。月刊バレーボール・豊野編集長は「個人として世界トップを目指してなれるということを石川が示してくれた」と話した。日本は今年のネーションズリーグ銀メダルを勝ち取り、石川自身も大会ベスト6に選ばれた。
日本のバレーボールを急成長させたキーマン。もう1人はフランス人のブラン監督だ。月刊バレーボール・豊野編集長は「2017年にコーチとして日本に来て指導を始めた。日本代表は順調に強くなっていって今は世界ランク2位までになった」と話した。実際に指導を受けていた福澤達哉は「言い方を悪くすればすごくうるさい。練習をしていても試合をしていても1プレーごとにそのポジションじゃないと声を荒げて怒るくらい、ブロックをディフェンスの関係においてシステム的に組み込んでいく」と話した。フィリップブラン監督は「日本人は注意深くひとつ一つの決定を下していく。何かを決めたらそれを変えることはないという前提で物事を決めていくような気がする」と話した。2021年の東京オリンピックでは29年ぶりのオリンピックベスト8進出。16年ぶりに自力でオリンピック出場権を獲得した。パリ五輪・男子バレーボール、日本はドイツ、アルゼンチン、米国と対戦する。


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