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国賓として来日したブラジルのルーラ大統領夫妻を歓迎する式典が皇居で行われた。皇居での国賓歓迎行事は6年ぶり。日本とブラジルはことし外交関係樹立から130周年で、ルーラ大統領夫妻は午前9時20分ごろ、皇居宮殿に到着し天皇皇后両陛下の出迎えを受けた。国賓来日は令和の時代になって2回目で、天皇陛下は秋篠宮ご夫妻や石破総理大臣などを紹介された。宮殿の前庭で歓迎式典が行われ、両国の国歌が演奏されたあと大統領が陸上自衛隊の儀じょう隊の栄誉礼を受け整列した隊員を巡閲した。このあと宮殿の竹の間でおよそ30分にわたって両陛下と大統領夫妻の会見が行われた。大統領が「土壌改良事業やハイブリッド車を含む自動車産業といった分野に対する日本のこれまでのさまざまなブラジルに対する協力に感謝する」と話すと、天皇陛下は「大統領が日ブラジルの協力を評価されていることをうれしく思う」と述べられたという。皇居では今夜、両陛下の主催で歓迎の晩さん会が開かれる。