気象庁によりますと、強風で吹き上げられた黄砂が大陸から東に広がり、明日にかけて西日本から北日本の広い範囲で飛来する見込み。物が肉眼ではっきり見える範囲の「視程」は各地で10キロ未満となり、ところによって5キロ未満になると予想されている。屋外に干した洗濯物に黄砂が付着するなどの影響が予想されるほか、見通しが悪くなった場合は交通への影響が出るおそれがあり、気象庁が注意を呼びかけている。花粉症や、ぜんそくなどの症状が悪化するおそれもあり、マスクを着用するなど対策が必要。広い範囲で気温が上がる。各地で朝との気温の差が大きくなる見込みで体調管理に注意が必要。また、これまでに降った雪で積雪が多くなっている地域では、気温の上昇に伴い雪どけが進むおそれがあり、雪崩にも注意が必要。