相次ぐ 中学校の「水泳授業」廃止 決断の背景にコスト高も

2025年6月26日放送 5:52 - 5:55 フジテレビ
めざましテレビ NEWS

沼津市立第五中学校ではプールのあちこちが老朽化している。こうした中、沼津市が下した決断はプールの実技指導の廃止。今年度から17の中学校などで水泳の授業を廃止。理由の1つには維持管理費の問題があるという。沼津市立第五中学校のプールでは修繕費約1000万円、年間の維持費約100万円がかかるという。廃止を決断した背景には小学校で実技をある程度習得しているとの考えがあるという。来月からは実技に替え、水難事故の対処法などの座学を取り入れる方針。岩手県滝沢市では今年度から私立中学校6校全てで水泳授業を廃止にする。きっかけとなったのが2023年に実施したある中学校の実態調査だという。水泳授業を実施した学級の生徒のべ4392人のうち36%が欠席していたというもの。こうした中、新たな水泳授業のあり方を模索する動きもある。今年度から水泳の実技指導を委託されたという鹿児島市にある原田学園スイミングスクール。学校からは専用バスで移動し、実技指導は4人のインストラクターが実施するという。民間委託でかかる費用は全額市が負担するという。 


キーワード
鹿児島市水泳沼津市(静岡)鹿児島市(鹿児島)沼津市立第五中学校鹿児島市教育委員会沼津市教育委員会原田学園スイミングスクール滝沢市滝沢市教育委員会沼津市

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.