イット! しらべてみたら
現在全国的に問題となっている相続人がいない空き家対策に税金Gメンが挑んだ。この日職員が向かったのは高知県西部にある8年から住人のいない空き家。この家に住んでいたDさんは生前多額の借金を抱えていたためすべての相続人が相続を放棄。しかしその後借金は時効で消滅。残された家屋は相続財産清算人によって管理されているものの、4年分の固定資産税51万9600円が滞納されたまま空き家となっている。職員は家屋内に残っている金品を探し出し、インターネット公売などで売却して滞納分に充てるのがねらい。今回は元総理大臣の書や高級ブランドの腕時計など40点以上の品を差し押さえ。後日ネット公売に出品したところ落札合計金額は21万708円となり、滞納分は残り30万円余に。さらにGメンは相続財産清算人に家と土地の売却を依頼。買い主が現れたため任意売却によって滞納分はすべて解消された。
