突撃!進化する路線バスのお金のヒミツ

2023年9月2日放送 9:04 - 9:15 NHK総合
有吉のお金発見 突撃!カネオくん (有吉のお金発見 突撃!カネオくん)

進化する路線バスのお金のヒミツに迫った。現在、バス・飛行機・タクシー・鉄道などが垣根を超えて連携し、検索→予約→決済まで一括で行うサービス「MaaS」の構築が進んでおり、国も積極的に推進・支援。支援規模は2030年までに6兆円を超えるとの予測も出ている。高齢化が進み、免許証の自主返納が増える中、路線バスはMaasの中核を担う公共交通として再評価されている。進化する路線バスは、次のバスがどれくらいで到着するかの運行状況を知らせるスマートバス停が2020年から導入されている。さらに、路線バスには各都道県の警察とバス事業者が連携する公共車両優先システムという仕組みが取り入れられており、センサーをつけたバスが信号に近づくと数十メートル手前に設置された受信機が探知。警視庁の交通管制センターからの指令で、バスが信号で止まらなくて済むよう青信号の時間を延ばしているという。都市部を中心に朝晩決まって発生する通勤ラッシュに路線バスは過密ダイヤで対応。過密ダイヤを救うべく登場したのが連節バスが登場している。全長約18mで、定員は通常車両の1.5倍の129人。
進化する路線バスのお金のヒミツに迫った。歴史的町並みで小江戸と呼ばれる埼玉・川越では、川越の名所を巡る巡回路線バスで大きな効果をあげている。見た目は昭和初期のボンネットバスのようだが、実は最新式のクリーンな電気自動車。値段は約5000万円。このバスは、どの観光名所にもバスを降りて徒歩1分以内で行けるように停留所を新設し、ブームを逃さぬよう臨時運航便を増発させるなど工夫した。さらに、四国でも去年12月に観光の起爆剤として期待されているバスの運行が開始された。


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