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各年代のランナーたちが都道府県の代表としてタスキをつなぐ大会で、今年の箱根駅伝で連覇を達成した青山学院の優勝メンバーがライバルとして走ることが注目となった。熊本の鶴川正也は区間2位の走りで、熊本を9位から単独2位に押し上げる。和歌山の若林宏樹は今回、得意の山ではなく平地で挑むも12人抜きの快走。学生で競技を引退するため、今回のラスト駅伝で堂々の走りを披露した。最終7区には宮城の白石光星、岡山の黒田朝日、福井の田中悠登の3人が並び、最初に宮城の白石光星スタート。その後、岡山の黒田朝日と福井の田中悠登がスタートすると、2人が併走して直接対決。ここは黒田が抜け出した。宮城の白石が最初にフィニッシュ。そして、岡山の黒田は区間3位の力走で順位を8つ押し上げた。さらに卒業後は地元の福井でアナウンサーになるため、このレースがラストランとなる田中は、今回も実況とともにフィニッシュしていた。優勝したのは長野で、史上初の4連覇を達成した。