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2度目となるトランプ政権。いつか聞いたような話も飛び出した。トランプ大統領は中国に10％の関税を課すことを検討している。フェンタニルをメキシコ・カナダに送っているという事実に基づくと話した。フェンタニルとは米国国内でのまん延が問題となっている合成麻薬。おととし、過剰摂取で7万人以上が死亡し、史上最悪の麻薬と呼ばれている。トランプ氏はこのフェンタニルが、中国からカナダやメキシコに輸出され、米国でのまん延につながっていると主張。中国からの輸入品に来月1日から10％の追加関税を検討しているという。前のトランプ政権でも中国との関税引き上げ合戦に発展した。中国外務省の毛寧報道官は「中国は国家の利益を断固守り抜く」と話した。