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アメリカで優れた報道に贈られる今年のピュリッツァー賞にはアメリカ大統領選挙に関する報道に携わったジャーナリストたちが多く選ばれた。ピュリッツァー賞の選考委員会は5日、ことしの受賞者を発表した。ワシントン・ポストが受賞した速報部門とニューヨーク・タイムズが受賞した速報写真部門はアメリカ大統領選挙のさなかの去年7月、トランプ氏が共和党の候補者として演説中に中で狙撃された暗殺未遂事件に関する報道だった。公益部門で受賞したプロパブリカは、人工妊娠中絶の規制が厳しい州で治療が受けられず命を落とした女性の報道が評価されたほか、社会問題になっている薬物のフェンタニルの規制を巡るロイター通信の調査報道など、大統領選挙の争点となったテーマに関する報道が目立った。