ひるおび! (ニュース)
眠れない人へ最先端技術で眠りの質を改善する方法を紹介。日本人は昔から睡眠時間が短いと言われており、平均睡眠時間1位の南アフリカと比べ2時間ほど短い。寝具メーカーの昭和西川によると夏は冬よりも約20分も睡眠時間が減るという。スリープテック市場が拡大している。スリープテックとはスリープとテクノロジーを合わせた造語でAIやITなどの技術を活用し、睡眠の改善を目指す装置・システム・サービスのこと。2年後にはスリープテック市場は175億円まで拡大するとみられている。スリープテックを取り入れている企業として長谷工コーポレーションがある。部屋全体にスリープテック機能を設けた実証用の住戸を設置し、快眠のための家を検証している。起床時に睡眠が浅くなると自動でブラインドが開いたり、入眠時などリラックス効果のある音楽が流れたりするという。実際に社員が生活しており、得られた知見を今後のマンション開発に活かす方針だという。
身近なもので睡眠の質を図る方法もある。スマートウォッチを使う人もいるだろうが、指輪でも眠りの質を知ることができるという。SOXAI RING 1は指に装着するだけで、心拍数、血中酸素濃度、対表面温度などを測定し、睡眠状態、活動状態、ストレス状態などをスマホのアプリで確認できるというもの。この指輪は寝る時以外でも着用していることで歩数や消費カロリーなども測定でき、1日の活動量を知ることができるという。睡眠の質を上げるには鼻呼吸で寝るといいいという。睡眠時の鼻呼吸を促すテープ「ネルネル」などを紹介。