カンブリア宮殿 (エンディング)
金原は今日の総括に、トランポリンで飛び跳ねる佐藤浩市を見たい。そんな思いつきから、三谷さんは「ザ・マジックアワー」を構想したという。私自身も物書きだかた知っているのだけれど、そうしたビジュアル的な思いつきから一つの作品を作り上げることは、常人にはできない芸当だ。それなりに実績のある文筆家であっても、これを書く必然性、というものがそれなりの水準にみたなければ、書き始められない人がほとんどだろう。三谷さんはあらゆる困難を抱えた作品を、異様なまでの楽観性、見てみたいやってみたいという好奇心、そして驚異的な運の良さと周囲の期待により、その確かな手腕で実現させ続けているのではないだろうか。自分が面白いと思うことは、皆も面白いはず。そうしたまっすぐな心で、ものづくりに挑み続けている表現者がいることに衝撃を受けるとともに、彼の面白いと思うことを知りたい、どこまででもついていきたいと、私の中の好奇心も疼き始めていた。とした。
