大下容子ワイド!スクランブル NEWSドリル
美容医療業界に直接就職する「直美」が増える一方、一般病院では若手の医師が不足する事態となっている。2008年には411人だった美容外科の医師は2022年には1247人と約3倍に増加。「直美」も急増しており、2014年には18人だったのが2022年には198人が直美となっていた。美容クリニックの数も増えており、2008年には983施設だったのが2023年には2016施設と倍増している。美容外科の医師の特徴としては2022年段階で40歳未満の医師の割合が約5割と医師全体の3割に比べ若手が多いことがわかる。若い医師が美容外科を目指す理由の1つが収入。美容医療は自由診療のため、収入増につながるという。また、夜間や休日の緊急対応や残業が少ないことから労働環境が良いという。大慈弥裕之医師は美容医療に進む医師は保険診療に限界を感じた人たちといえると指摘。直美が増加する一方、一部の診療科では医師が不足し、医師の偏在に拍車がかかる形となっているという。相澤氏は、今の若者たちは自分のやったことを評価してもらいたいなどと指摘。状況を改善にするには本当の意味での医師の働き方改革と評価をする国の仕組みを作る必要があると指摘。