NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
米国・トランプ次期大統領中国の習近平国家主席が昨夜電話で会談した。電話会談で習近平主席は両国の経済・貿易について「本質はウィンウィンの関係で対立や衝突は選択肢であるべきではない」と述べた。また統一を目指す台湾については「中国の国家主権と領土の一体性に関わる問題で米国には慎重な対応を望む」と述べた。その上で両国間の重要な問題を話し合うため戦略的な意思疎通の仕組み作りで合意したとしている。習近平国家主席としては通商面や安全保障などで両国間の対立懸念の中、安定した関係の構築を目指したい姿勢を目指した形。これに対しトランプ次期大統領はSNSに電話会談について「両国にとって非常に良いものだった。多くの問題についてともに解決しだたちに取りかかることを期待している」と投稿した。そして貿易問題や中国の企業が親会社の「Tik Tok」などについて話し合ったことを明らかにした。