報道ステーション (ニュース)
いわゆるトランプ関税だがいくつかの種類がある。まず品目別関税。自動車には25%、鉄鋼アルミニウムには50%の追加関税がすでにかけられている。もう1つがほぼ全世界を対象にした相互関税。一律に10%の最低税率を課し更に国や地域ごとに税率を上乗せ。日本の場合は14%が上乗せされ計24%。上乗せ分の発動は今月9日までの間90日間停止。イギリスが一定の合意に達し多くの国が交渉中。日本は複数品目でのパッケージ交渉を行っている。トランプ氏の考えについて関西学院大学・渋谷和久教授は「支持者である自動車産業の労働組合に納得をしてもらうため自動車への25%追加関税譲れない立場。トランプ氏は交渉相手をあえて批判し“こんなに譲歩を引き出した”とアピールすることがある」としている。