首都圏ニュース845 (ニュース・気象情報)
神奈川県の小田原市や箱根町で大地震によって多くの観光客が帰宅困難者になった場合に備えて対策を話し合う会議が開かれた。首都直下地震などの大地震が発生した場合、小田原市では1万9000人あまり、箱根町では4万7000人あまりの観光客が帰宅困難者になると想定されている。会議では学校などの避難場所が限られる中で一時滞在場所として宿泊施設や観光施設での受け入れを進める必要性が強調された一方、人手不足の宿泊施設では帰宅困難者への対応が困難になるといった課題が挙げられた。