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世界が注目した米中首脳会談から1週間たたないうちにプーチン大統領が中国を訪問し習近平国家主席と会談。ロシアと中国はロシアによるウクライナ侵攻の前から「制限のない友好関係」を強調し、侵攻後はその関係をさらに深めてきた。両首脳の直接会談は去年9月以来。トランプ大統領と習主席の会談から間もないうちに行われる会談。プーチン大統領は米中首脳会談の内容について説明を受けたいものとみられる。アメリカに対する認識を共有し共に戦略を描くねらいがあるとみられる。ウクライナ侵攻にともなう欧米からの制裁でロシア経済は減速。今月9日に行われた「戦勝記念日」の式典は規模が縮小され戦闘長期化で兵器を前線に投入し式典にまわす余裕がないとも指摘された。ロシアにとって中国は最大の貿易相手国、ウクライナ侵攻について中国は中立的な立場を貫き軍事支援は否定。ウクライナ侵攻後、ロシア産原油の輸入を拡大させてきた。ロシアにとって中国は経済や継戦能力の維持で命綱で中国との協力をいっそう強化させたいものとみられる。習主席はアメリカ、ロシアという大国の首脳を立て続けにホストすることになる。中国・環球時報は北京が外交の中心地として急速に台頭していると報じている。大国関係を手動する姿をみせて外交力を誇示する狙いや不確実性が増す世界で信頼できる国として存在感を示すねらい。中国にとってもロシアは重要な経済パートナー。中国は世界最大の原油の輸入国で4割以上を中東から。イラン情勢を受けたホルムズ海峡の事実上の封鎖の影響は小さくなく、原油の安定確保のために中国にとってのロシアの重要性は増している。イランとはロシア、中国ともに協力関係にあることからイラン情勢をめぐる議論も会談の焦点となりそう。結束を強め欧米を中心としたものではない国際秩序の多角化を進めようとしている。
