列島ニュース (金沢局 昼のニュース)
子どもたちが神様にふんして地域の家々をまわる新年の厄よけの神事、「面様年頭」が能登半島地震で被害を受けた輪島市できょう、2年ぶりに行われた。「面様年頭」は、輪島市の2つの地区に古くから伝わる新年の厄よけの神事で、ユネスコの無形文化遺産に登録されている。輪島市輪島崎町では、地区に住む小学6年生の2人の男の子が面をつけて「面様」と呼ばれる夫婦の神様にふんして地域の家々をまわった。「面様年頭」はこの地区では1月に2回行われ、来週20日には「面様」が山に帰るため海側から山側に向かって地域を回る神事が行われる。