新美の巨人たち 新美の巨人たち
迎賓館赤坂離宮の玄関ホールの上にある「彩鸞の間」はかつて控えの間だったが、現在は首脳会談や条約調印式に使われている。装飾はナポレオン1世時代のアンピール様式。パリの凱旋門もアンピール様式だという。勇ましさを表すモチーフが特徴。遠征した土地の文化も取り入れ、エジプトのスフィンクスもあった。迎賓館赤坂離宮は部屋ごとに異なる様式で装飾されており、他にはアンリ2世様式、ムーリッシュ様式、フランス18世紀末様式がある。東の間はイスラム文化を取り入れたスペインのムーリッシュ様式。