バカリズムのちょっとバカりハカってみた! 超過酷 命懸けのギャンブル漁 1日いくら稼げるのか計ってみた
全国の漁協に稼げる漁を聞き込み調査したところ、運が良ければ大金を稼げる一獲千金の漁を発見。向かったのは沖縄・与那国島。その漁は命の危険と隣り合わせだという。この島で一獲千金を狙える漁はカジキ漁。カジキは時速100kmを超えるスピードで泳ぐ大型回遊魚で鋭く突き出た上顎で獲物を突き刺す獰猛さから「海の王者」とも呼ばれている。与那国島は日本屈指のカジキ漁の一大拠点。刺身や寿司でも味わえるほど鮮度が高く高値で取引されることも。
若手スゴ腕漁師の市成寿次さんに密着。今年上半期だけで41匹のカジキを釣り上げているという。カジキの一本釣り漁は常に危険と隣り合わせ。出航して1時間30分でポイントに到着。疑似餌を付けて釣り糸を海へ垂らすとわずか30秒で50cmのキハダマグロが連れた。このキハダマグロを餌にカジキを狙う。船を時速約20kmで走らせながら生き餌にカジキが食いつくのを待つという。出航して3時間、大事な餌がサメの餌食になってしまった。与那国島の海にはサメも多いため厄介な存在だという。気を取り直して餌のキハダマグロを釣りカジキが食らいつくのを待つ。しかしこの日は台風6号が接近していたため海が荒れだし、時速40kmで港へ引き返した。
晴れ間が差してきた午後5時、市成さんが向かったのは息子を預けている保育園。現在奥さまは双子の出産を控え沖縄本島の病院に入院中。そのため今は2人の息子の育児にワンオペで奮闘している。家族の生活を守るため限られた時間の中でも週4回ほどカジキ漁へ出ている。市成さんは高校卒業後、自衛隊に入隊。ガンで他界したカジキ漁師の父の意思を継ぎ25歳でカジキ漁師の道を選んだという。翌日、カジキ漁に出港。漁開始から5時間、カジキの気配すら感じないまま時だけが過ぎていく。すると近くでカジキ漁をしていた先輩漁師がカジキを釣り上げた。釣った魚を入れる氷代は1日12000円、燃料代は39000円と一度の漁に5万円以上の経費がかかる。
出港して6時間、ついにカジキがかかった。逃げられることもあるため一切油断はできない。長く船を走らせてカジキの体力を削った後は釣り糸を手で手繰り寄せていく。カジキが手元に来た瞬間、急所をひと突きしカジキを抑え込む。傷を最小限に抑え品質を守るのが熟練の技。格闘すること37分43秒、ついに重さ102kg、体長2m70cmのカジキをGETした。翌日出荷し競りに出した結果、9万6600円の値がついた。
