イット! (ニュース)
きょう、甲子園球場で開幕したセンバツ高校野球。市立和歌山の川邊謙信主将(3年)は、選手宣誓で「皆さん、高校野球は好きですか。私たちは高校野球が大好きです。今まで支えてくれた全ての人たちへの感謝を胸に仲間を信じ、そして未来のために全力でプレーすることを誓います」と問いかけた。多くの選手が待ちわびた大会初日、メジャーリーグの開幕戦で激突するドジャースの大谷翔平(30歳、岩手・花巻東OB)とカブスの鈴木誠也(30歳、東京・二松学舎大附属OB)の後輩たちが、2人の先輩に先立ち大事な初戦に臨んだ。鈴木誠也がピッチャーとしても活躍した母校・二松学舎大附属(東京)が開幕ゲームに登場した。柳ヶ浦(大分)と対戦した二松学舎大附属(東京)は5回ウラ、ランナー2塁のチャンスで1番・入山唯斗(3年)がタイムリーツーベースヒットを放ち、勝ち越しに成功。9回、柳ヶ浦の追撃を退けた二松学舎大附属は43年ぶりのセンバツ勝利を挙げ、先輩・鈴木誠也にパワーを届けた。試合結果は、二松学舎大附属3−2柳ヶ浦。続く第2試合には、大谷翔平が“二刀流”として活躍した母校・花巻東(岩手)が登場した。かつて、大谷翔平や菊池雄星もつけた背番号「17」を背負う花巻東の4番・赤間史弥(3年)のタイムリーツーベースなどで米子松蔭(鳥取)を打ち崩し、花巻東は4回までに8点を奪う。花巻東は、その後も3番・新田光志朗(3年)の大谷翔平ばりの鋭いバッティングなどで追加点を重ね、10対2で完勝。花巻東は、2回戦で鈴木誠也の母校・二松学舎大附属と激突する。