イット! しってる?
年末年始は休まず、お正月はしっかり休むという百貨店やスーパーなどでの動きが広がりを見せている。来年の元日に営業する都内の百貨店はゼロ。大丸松坂屋や高島屋では来年から休業日を1日増やし元日と2日が休みとなる。大きな理由は従業員の働き方への配慮と人材の確保。夫婦で高島屋勤務の井上さんは今年、育児中のため1月2日は休暇を取得、夫は早朝から勤務。そのためゆっくり正月を過ごせなかった。初売りは1年で1番の売り上げだが、従業員の労働環境を優先することに。一方で初売りを楽しみにしているお客さんからは「いいのではないか」などの声。こうした動きはスーパーにも広がっている。東京・墨田区のスーパーでは去年までは年中無休だったが、ことしは正月3が日を初めて休むことに。来年は5日から営業するという。ただ、スーパーは日常生活に欠かせないだけに利用者からは困惑の声も聞かれた。