首都圏情報 ネタドリ! (都議選・徹底解説)
都内の18歳以上に都議選についてウェブアンケートを実施し約6万人から回答を得た。候補者にも独自のアンケートを行った。都民が重視する政策の1位は物価高対策だった。10円祭りを行っている足立区のスーパーでは朝から行列ができていた。採算度外視とはいえ、仕入れ値が上昇しては商品の確保に苦心するという。スーパーに来ていた81歳の男性に話を聞いた。食費を節約し、年金のほかアルバイト収入で生活をやりくりしている。去年と比べて1か月間の支出は1万円以上増加した。東京23区では不動産や家賃の高騰も顕著で、都内新築マンションの平均価格は1億1632万円で過去最高を更新している。大田区で暮らす渡邉さん一家は、広さ50平米3階建ての家に家族5人で暮らしている。広い家に住み替えることも考えているが、価格が現実的でないという。移住を考える人の中には、都内の不動産価格を理由にあげる人もいた。NHKの特設サイトでは立候補者が訴えている政策を見ることができる。