みみより!解説 (みみより!解説)
夏の甲子園で盛り上がる高校野球にこれから関係する指名打者について解説。すでにプロ野球 パ・リーグ、社会人野球、多くの大学野球リーグで採用されている。セ・リーグで再来年から、東京六大学野球・高校野球で来年から導入することを決め、国内主要リーグ全てで採用することになる。指名打者は守備につかずバッティングを専門とする選手のことで、ピッチャーの代わりに打つ。指名打者を解除したとき、ピッチャーが打席に立つ。原則1回は打席を終えなければならないと定められている。1991年、近鉄-オリックスの試合、シュルジー投手が延長で初打席に立った。大谷選手の圧倒的な活躍により、2022年から大リーグでは先発投手がDHを兼ねることが可能になり、大谷ルールと呼ばれた。指名打者は大リーグやWBCも採用していて国際的な潮流になっていて、背景には得点力があがり面白い試合が増えることと、ピッチャーの負担軽減になることが挙げられる。指名打者制により、野球をより楽しめる機会が増える可能性もある。