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日銀は昨日まで開いた金融政策決定会合で政策金利の据え置きを決めた。今回示された経済成長率・物価上昇率の見通しはともに前回1月時点より引き下げられた。展望レポートではトランプ関税を念頭に、経済面では国内経済の成長ペース鈍化や企業収益の減少、物価面では消費者物価の伸び悩みなどが記載された。ただトランプ政権の不確実性からこれらの見通しは変わりうるという見方もあり、植田総裁も「トランプ政権の政策次第で見通しを変更する可能性が大いにある。経済・物価動向を巡る不確実性は極めて高く、次の利上げの判断は非常に難しくなる」などと話している。これを受けて今日の外国為替市場では日銀の利上げの見方が大きく後退し、円が売られやすい状況となって円安が進んでいる。