スーパーJチャンネル なるほど!ハテナ
小泉農水大臣の就任から20日、銘柄米の値段は変わったのか。取材をすると新たな変化が起きていることがわかった。9日、北海道・石狩市にある精米工場に備蓄米が届いた。今回到着した米は2022年産のあきたこまち。品質も一等米という上質な米。5kg、2150円で約1000袋が販売される。小泉農水大臣の就任から20日、スーパーなどでは5kg2000円前後の価格で、コンビニでは1kg380円で買うことができるようになった。街の人にコメ事情がどう変わったかを聞くと「コメをどんどん食べるようになった」などといった声が上がった。銘柄米に変化はあったのか、9日、1都3県のスーパーを取材した。埼玉・久喜市にあるスーパーマルサン 久喜店では「ゆめぴりか」が5kgで4490円。5月20日に取材したときも「ゆめぴりか」は5kgで4490円だった。東京、千葉でも銘柄米は高止まりのまま。一方、神奈川・横浜市にある「セルシオ 和田町店」では銘柄米を値下げした。精米日が古くなったコメを値引きしているという。銘柄米は今後3000円台に引き下がるのか。専門家の三輪泰史さんは「安い備蓄米に引っ張られる形で高すぎた銘柄米については少し値下げが続いていく方向になると思う」などと述べた。