開業140年 大宮駅 “鉄道のまち”を訪ねる

2025年3月17日放送 18:30 - 18:37 NHK総合
首都圏ネットワーク (ニュース)

きのう開業から140年を迎えた大宮駅。大宮は鉄道とともに街が栄えたことから鉄道のまちとも呼ばれている。今回、大宮駅のすべてを知るという人と訪ねてきた。さいたま観光国際協会の筑波伸夫会長は1981年に旧国鉄に入社、大宮駅の駅長も務めこの駅を知り尽くしている。まず案内されたのは上越新幹線の0キロポスト。1982年、大宮〜新潟間で開業した上越新幹線はその後、東京に延伸したが、0キロポストは大宮のまま。さて今では全国有数の利用者数を誇る大宮駅だが、開業当初はここまでの発展は予想されていなかった。というのも1883年に上野から熊谷の間に鉄道が開通しただが、そのとき、大宮に駅は設置されなかった。そこで立ち上がったのが、当時、大宮で肥料などの問屋を営んでいた白井助七。白井らは土地を無償提供して誘致活動を進め1885年、大宮駅が開業した。その後、車両工場や製糸工場なども建設された。それに伴って、人口も増加。今では県内随一の商業エリアを持つまでになった。「鉄道のまち」大宮と呼ばれる所以がここにある。次に筑波さんが見せてくれたのはJRではここにしかないのではないかというもの。駅から徒歩5分ほどの陸橋からいくつもの線路が見える、列車の行き先を振り分けるための分岐器。通常は二股だが、駅の近くにある車両工場に効率よく移動させるために、このように3つに分岐させている。そして大宮には鉄道好きなら誰もが知るこの博物館がある。年間およそ72万人が訪れる鉄道博物館だが富士山や新幹線を見ることができる。鉄道のまちならではのグルメも紹介してもらった。「大宮ナポリタン」と名付けられB級グルメとして今、売り出しているという。大宮は住宅情報サイトの調査でことしの住みたい街ランキング2位なのだがその人気も鉄道とともに発展してきた歴史によるもの。あすは開村100周年を迎える大宮盆栽村について伝える。


キーワード
鉄道博物館新潟駅熊谷駅日本国有鉄道上越新幹線富士山大宮ナポリタン大宮盆栽村大宮駅上野駅さいたま観光国際協会白井助七

TVでた蔵 関連記事…

TBSつぶやかれた番組ランキング (王様のブランチ 2025/3/29 9:30

日光東照宮へ向け東京上空をヘリで散策 (ザワつく!金曜日&ザワつく!金曜出張所 2025/3/28 18:50

千葉県 野田人の秘生態 主殿で寝過ごした人たち… (ありえへん∞世界 2025/3/25 18:25

住みたい街ランキング第2位 大宮 東京駅に次い… (坂上&指原のつぶれない店 2025/3/23 19:00

かにチャーハンの店 朝から並ぶ理由は? (坂上&指原のつぶれない店 2025/3/23 15:00

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.