陸上競技用のトラック なぜ?五輪開幕前に話題

2024年7月18日放送 11:17 - 11:21 テレビ朝日
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各会場で着々と準備が進むなか、陸上競技や7人制ラグビー、閉会式が行われる会場があることで話題になっている。それは2種類の紫色で彩られた陸上競技用トラックだ。この色はパリオリンピックでのみに採用される予定で、陸上競技の48種目中46種目で使用されるという。1964年の東京オリンピックまでの陸上トラックは水はけの良さなど天候に左右されにくいレンガを細かく砕いた赤茶色の土が使用されていた。その4年後、1968年のメキシコシティオリンピックで初めて現在の競技トラックと同じ合成ゴムなどの素材が採用された。合成ゴムは土よりも柔らかく、選手への負担も少ないことなどからパフォーマンスの向上に貢献。その後多くの世界新記録が生まれてきた。1984年のロサンゼルスオリンピックの男子100m決勝で金メダルに輝いた陸上界のレジェンド、カール・ルイスさらに1988年ソウルオリンピックの女子100m決勝で世界記録を樹立したフローレンス・ジョイナー、そして2008年の北京大会男子100m決勝で9秒68を叩き出し、“人類最速”と呼ばれたウサイン・ボルトなど歴代大会で選手が華々しい記録を刻んできたトラック。2012年のロンドンオリンピックまでは赤茶色が主流だったが、2016年にさらなる変化を遂げる。リラックス効果や集中力を高めるとしてリオデジャネイロオリンピックではオリンピック初となる青色のトラックが採用された。ただ2021年の東京オリンピックでは国立競技場のテーマに合わせ赤茶色のトラックが採用された。これまで赤茶色や青色が選ばれてきたなかなぜ今回紫色を採用したのか。パリオリンピック陸上・パラ陸上の責任者は「我々は独自の色を求めていた。テレビ放送の際に2色の色が最大限のコントラストとなり、アスリートたちを際立たせるだろう」とした。


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