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陸上自衛隊の国内最大の実弾を用いた射撃演習「富士総合火力演習」が行われた。演習は今年で67回目で全国から約2900人の隊員が参加し、戦車や装甲車あわせて45台、火砲64門、航空機約20機が集まった。例年同様、南西諸島を念頭に島しょ部への敵の上陸侵攻を想定し水陸機動団などを機動展開させ戦車や火砲で防衛する作戦が展開された。その中で、ウクライナ戦争の教訓などをふまえ、敵が作った塹壕に進入する戦闘も初めて行われ、12式地対艦誘導弾の能力向上型の発射機が初公開された。きょう1日で使用される弾薬は2019年以降最大の約76.6トンで8億7000万円相当となる。