NHKニュース おはよう日本 (スポーツニュース)
パリオリンピック・パラリンピックの名場面を振り返る。パリの舞台で新たな歴史を作ったゴールボール男子。躍進を支えたのは日本代表の映像アナリスト・栃木隆宏さんだった。視覚障害がある3人の選手が1チーム3人で鈴が入ったボールを転がし合い得点を競う競技。選手たちは試合の状況を視覚で把握することができないため戦略の立案には障害がない人のサポートが欠かせない。東京パラリンピック準々決勝で敗れた中国は最大のライバルでその後も一度も勝ったことがない。日本代表キャプテン・金子和也は「中国に勝ってこそパラリンピックで金メダルを取れる」と話した。栃木隆宏は東京パラリンピック以降全ての試合を分析し中国の守備位置に特徴を見つけた。栃木はバウンドボールを駆使する作戦を立て、選手は筋力強化につとめた。パリパラリンピックの中国戦ではバウンドボールが効き日本13−5中国で難敵に快勝した。