ありえへん∞世界 成田&村上のニッポンの未来を考えまSHOW
今回はヘリカルフュージョンの田口昂哉さんも参加。ヘリカルフュージョンは核融合発電の実用化を目指している。核融合が注目されている理由の1つは安全性で高レベルの放射性廃棄物が運転後に出ないという。核融合は太陽の原理を人工的に実現する。小さな太陽をつくるために必要なのが海から抽出できる重水素や三重水素。原子力発電はウラン原料などの原子核を核分裂させ、その際に発生したエネルギーを使って発電させる。核融合と違って核分裂は自動的に連鎖反応を起こしてどんどん分裂し膨大なエネルギーを生み出す一方で、連鎖反応を制御できない。ペロブスカイト太陽電池は薄くしなやかで効率化研究が進む次世代型電池で普及が期待されている。核融合について、田口さんは日本は技術・研究ではトップだが、産業化・実用化でドライブがかかりにくく猛追してくるアメリカ・中国に負け始めていると感じると話した。近藤太香巳さんが代表のNEXYZ.GroupはLEDの普及で国の省エネ事業に貢献している。