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自民党の石破総裁は午前10時ごろ党本部に入った。総理大臣官邸には午前9時ごろ岸田総理大臣が入った。そして、その後開かれた閣議で閣僚の辞表が取りまとめられ岸田内閣は総辞職した。菅内閣を引き継ぎ2021年10月に発足した岸田政権は、およそ3年で幕を閉じた。内閣総辞職にあたり、岸田総理大臣は総理大臣談話を出した。この中で“わが国が時代の転換点に直面する中、先送りできない課題に正面から向き合い、経済、社会、外交の各分野で変化を力にする取り組みを着実に進めてきた”としている。一方、自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る問題については、国民の政治への信頼を揺るがす事態を招いたことは遺憾だ。説明責任を果たすべく努め、再発防止にも全力で取り組んできたが、政治改革に終わりはなく、引き続き取り組んでいかなければならないとしている。一方、石破氏はきのう衆議院選挙を今月27日投開票の日程で行う方針を表明した。臨時国会の論戦を経て、今月9日に衆議院を解散したい考え。