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先週発足した高市内閣の5人の閣僚がNHKの日曜討論に出演し、それぞれが最優先で取り組む課題やその方向性などをめぐって意見を交わした。片山財務相は経済対策について、国民生活は不安がいっぱいなところがある。不安を希望に変えられるような方針を持つ高市内閣において、試金石となる補正予算と経済対策なので、これを「責任ある積極財政」で可能にするなどと話した。松本文部科学相は今後取り組む政策について、教育は国のすべての礎。教育の質を高めていくのと同時に、家庭環境に左右されないで教育をしっかりと受けることができる環境整備を進めていきたいなどと話した。小泉防衛相は防衛力強化をめぐって、タブーなく議論してもらいたい。あらゆる選択肢を排除せず、議論をして丁寧な説明を続けていきたいなどと話した。松本デジタル相は人口減少対策について、2050年までの間に人口減少は25%、4人に1人がいなくなる。介護職員は60万人前後の職員が減ると言われている。これをデジタルの技術で埋めていくなどと話した。城内成長戦略相は超党派の国民会議について、野党の皆さんの意見もしっかり聞いて生かせることは生かしていきたい。すべての世代が能力に応じて公平な納得感のある制度をつくっていきたいなどと話した。
