Nスタ (ニュース)
81回目の「終戦の日」を迎えたおととい、都内で開かれた全国戦没者追悼式の式辞で高市総理は「戦争の惨禍を二度と繰り返させない。この決然たる誓いを世代を超えて継承し貫いていく」と話した。時の総理大臣の歴史認識を反映する式辞の中で今回、再び使われなくなった言葉がある。先の大戦への「深い反省」だ。1994年に当時の村山総理の表明以降、歴代総理も「反省」の文言を用いてきた。変化があったのは2013年のこと。安部元総理は第二次政権の間「反省」の文言を使わなかった。跡を継いだ菅元総理・岸田元総理も踏襲してきたが、去年、石破前総理は13年ぶりに復活させていた。「反省」という言葉をめぐる歴史認識。高市総理は約30年前、国会で「私自身は当事者とは言えない世代ですから反省なんかしておりませんし、反省を求められるいわれもないと思っている」と質問していた。今回、再び「反省」を封印した高市総理が式辞の結びで「今を生きる世代も未来を生きる世代も希望を持てる日本を、安全で安心して暮らせる社会を創り上げていく」と強調した。TBSスペシャルコメンテーター・星浩氏は「高市総理自身の歴史認識に加え、旧安倍派の意向をふまえて『反省』の文言はずしたのでは。ただ、戦争による被害を受けた国々は容認できないだろう」と指摘している。
