NHKニュース7 (ニュース)
G20サミットに出席するため、日本時間正午過ぎに南アフリカ・ヨハネスブルク近郊の空港に到着した高市首相。アフリカでは初の開催となる今回のサミット。地球規模の課題の解決に向けて一致したメッセージを打ちだせるかが焦点だがトップの出席を見送る国も出ている。去年11月にブラジルでのサミットでは、アメリカのバイデン大統領(当時)などが出席した。しかしアメリカのトランプ大統領は、南アフリカでは少数派の白人が迫害されていると一方的に主張し出席を見送り。中国からは李強首相が出席している。戦争犯罪の疑いで逮捕状が出されているロシアのプーチン大統領もICC加盟国の南アフリカへの訪問を見送った。高市首相は、自由で開かれたインド太平洋の実現へ多角的な自由貿易体制の構築に取り組む姿勢を強調することにしている。また個別の階段を通じ、グローバルサウス各国と連携を強化したい考え。高市首相と李強首相の接触の機会があるかも注目されている。きのう木原官房長官はバイ会談については何ら決まっていることはないと述べていた。中国側は繰り返し会談を否定している。中国外務省の毛寧報道官は「李首相は日本の指導者と会う予定はない 日本側は謹んでください」と述べていた。
