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大手不動産各社では近年都心で行われている再開発に合わせて、屋上や中庭などに森のような空間や池や川などの水辺を整備している。東京都の緑地景観課によると、取り組みによって都心部の緑地や水面の割合は増えていて、例えば港区では2021年までの5年間で1%程度増加したという。森ビルがきのう公表した調査結果によると六本木ヒルズや虎ノ門ヒルズなどのエリアでは絶滅危惧種を含むチョウやトンボなど約180種類の昆虫が皇居や明治神宮、浜離宮など近隣の大きな緑地との間を行き来していることがわかり、都市緑地が生物多様性の維持や拡大に繋がっている事が明らかになった。三井不動産が開発した東京ミッドタウンでも開発前に比べ敷地内に呼び込める鳥の種類が1.8倍、チョウは1.4倍に増加したという。