鳴子ダム 27日連続貯水率0% 水は必要最低限 実らない稲も

2025年8月24日放送 7:02 - 7:05 テレビ朝日
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宮城県美里町などでひとめぼれやササニシキを育て個人で売買をしている「蕪栗グリーンファーム」の齋藤肇は、今年の米作りは異常事態の連続だったと話す。その訳は農業用水を供給しているダムの水不足にあった。宮城県大崎市の鳴子ダムで貯水率0%は31年ぶり。先月29日から27日連続で0%を記録。きのうは先月29日より、さらに水位が下がっている。齋藤は稲について「全滅を覚悟せざるを得ない時もあった」などとコメント。田んぼが乾いたことで稲が細くなり、枯れかけた時期があったが、鳴子ダムの緊急放流によって米作りに必要最低限の水が行き届き、齋藤の田んぼは危機的状況を回避できた。ただ、養分が届かず種子が実らない「不稔」の状態になった稲が少なからずあった。水不足や連日の猛暑などの影響。齋藤は今後の米作りを根本的に考え直すときに来ていると話す。


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大崎市(宮城)鳴子ダム蕪栗グリーンファーム美里町(宮城県)

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