グッド!モーニング (ニュース)
自民党の総裁選挙の前倒しをめぐり、麻生太郎最高顧問は麻生派の会合で前倒しを支持すると表明した。自民党に現存する唯一の派閥“志公会”に所属するのは43人。麻生氏は「次の衆議院の総選挙で勝利できる体制を整えることこそが、今から我々が行っていかなければならないこと」と述べた。両院議員総会から一夜明け、旧岸田派の中堅若手らが会合を開いた。辞意を表明した木原誠二選対委員長、前倒しを要求することを公言している小林史明環境副大臣、村井英樹前官房副長官の姿もあった。旧岸田派の集まりとしながらも、多くは去年の総裁選で小泉大臣を支持していた面々でもある。小泉進次郎農水大臣は「解党的出直しに取り組むことを総括で位置づけたことは、その通りの行動をしなければいけないだろう」と述べた。おとといの時点では、石破内閣を支える副大臣と政務官の中で前倒しを求める意向を表明していたのは10人。副大臣の3人が新たに加わり、ANNの取材ではさらに3人が意向を表明している。石破総理は官邸で日銀の植田総裁と面会し、物価や為替の動向などについて意見交換を行った。
