THE TIME’ TIMEレポート
アジア大会ではソフトボール6連覇を果たした上野由岐子や、通算130連勝で優勝を飾った藤波朱理など日本選手は計188個のメダルを獲得している。12mの間に置かれたパイロン20個を片足だけで滑るスピードスラローム女子はイランの選手とチャイニーズ・タイペイの劉巧兮の対戦になり、劉が初代チャンピオンとなった。アジア大会は各国が選手へのご褒美を出して臨む様子が見られ、インドネシアは家、クウェートは高級車、韓国は成人の義務である兵役免除となっている。ローラースケートのチェ・インホはゴール直前でガッツポーズをしていると、チャイニーズ・タイペイの選手に先着を許してしまう痛恨のミスが見られた。さらに、ローラースケートは今後正式種目からも外される予定という。
バレーボール女子は初出場のアフガニスタンが日本と対戦したが、レシーブにも苦戦するなど第2セットは1点も奪えない形に。それでも、1点を奪うと大きく盛り上がる様子が見られた。白血病を克服してアジア大会に出場した池江璃花子はライバルである張雨霏との50mバタフライで対戦。対戦は張が勝利する形となったが、池江は復帰後初の主要国際大会でのメダルとなった。試合を終えた池江が涙を流していると張が感極まりながら池江を称えるように抱擁する姿が見られた。