- 出演者
- 梅津弥英子 橋下徹 松山俊行
オープニング映像。
パリオリンピック大会16日目は、日本の女子陸上界で初の快挙達成だ。陸上女子やり投に登場した世界ランキング1位の北口榛花。予選では、1投目から62メートルを超える投擲を披露した。そして、決勝1投目の記録は65メートル80センチとなった。今シーズンのベストとなる記録で首位に立つ。その後、ほかのライバルや北口自身も記録を伸ばすことができない。誰も北口の記録を超えることができないまま最後のライバルの投擲。日本女子トラック&フィールド種目で初の金メダルだ。この時点で日本勢の金メダルは、今大会通算17個になった。2004年のアテネ大会の16個を上回り、海外の大会での最多を更新した。
4日連続金メダルを獲得し、男女合わせて金5つのメダルラッシュだ。レスリング5日連続の金メダルに向けて決勝に臨むのは、女子62キロ級に出場した元木咲良。相手は、東京オリンピックで銅メダルの選手だ。得意技の片足タックルで相手を倒すと回転させてポイントを積み重ねる。相手に10点以上の差をつけて、テクニカルスペリオティー勝ちで5日連続の金メダルを獲得した。レスリング競技としても史上最多となる6個目の金メダルだ。
メダルラッシュについてのトーク。きのうは、女子陸上やり投げの北口榛花選手、レスリング女子62キロ級の元木咲良選手が金メダルを獲得した。そして、そのほかにも卓球女子団体が銀メダルを獲得した。さらに、飛び込みでは玉井選手、近代五種では佐藤選手と競技において初のメダル・銀メダルを獲得。そして、レスリング男子フリースタイル74キロ級の高谷選手も銀メダルだ。素晴らしい結果となった。きのうの2種目を入れて日本18の金メダルと銀と銅合わせて合計43個となった。いずれも海外で開催されたオリンピックで最多を更新した。橋下徹は、「結果を伝えることとともに選手にプレッシャーを与えてはいけない」などと語った。
来月に迫る自民党総裁選。派閥の消滅などで構図が複雑化しており、前例なき展開となっている。国民の政治不信がピークに達して世代交代の必要性が叫ばれるなかでリーダーに求められるものとは何か。集まった報道陣にスマホを向けて撮影していたのは、河野太郎デジタル相だ。総裁選に向けて会談した相手は、自民党の麻生太郎副総裁だ。その麻生氏は、この3日前に自民党重鎮の1人・森山総務会長とも会談した。さらに、その森山氏は今月2日に岸田総理と会談。いまだ出馬を名言していない岸田総理は、総裁選に向けた情勢を気にかけたのか?来月に迫った総裁選。党の重鎮らが動きを活発化させるなか若手議員から名前が挙がっているのが、今月地元の祭りに参加していた小林鷹之前経済安全保障担当大臣49歳だ。趣味は、神輿担ぎだ。しかし、今、自身が担がれ総裁選への出馬が取り沙汰されている。小林鷹之の”小林”の”こば”と鷹の英語ホークを合わせた愛称「コバホーク」 。身長は186センチと高い身長だ。記念撮影では、頭ひとつ分飛び出ている。コロナ禍の記者会見では、 設置されたアクリル板の高さからやはり頭ひとつ分がでてしまうという想定外の事態に。すると、その3日後の会見では、アクリル板が高くなった。
開成高校から東大に。その後、財務官僚を経て、2012年の衆議院選で初当選した。いわゆる”安倍チルドレン”の1人だ。小林氏の当選同期だった宮沢博行元衆議院議員は、「背も高いし、性格もいいし、顔もいいし、頭もいいし、選挙に強い。天は五物を与えたと評する同期もいた」などと語った。2021年には、当選3回で経済安全保障担当大臣に異例の抜擢。就任の際に述べたのは、「世界をリードするような国にしたい」などと語った。
若手から総裁選出馬の待望論が出ている小林鷹之議員の地元を訪れた。地元では親しみを込めて「鷹ちゃん」と呼ばれている。さらに税理士による小林鷹之後援会の会長である太宰真澄さんは小林氏が議員になったきっかけについて、「ワシントンに赴任中に他国の外交官仲間から「日本は経済はいいけれど政治が良くない」と言われたことがすごく悔しかったと。だから財務省のキャリア官僚をやめて、政治家を志して出馬した。自分は日本が世界をリードする国にしたい」などと話した。
一方、同じ時期に代表選挙を開催を予定している立憲民主党。泉代表が立候補に向けて準備を進めていて、すでに枝野前代表が立候補を表明。さらに野田元首相や小川前政調会長などの立候補を期待する声もある。
日本の国会議員の平均年齢は50代後半。与野党の中堅・若手から期待する声が上がっている2名が登場。自民党の前経済安保相の小林鷹之さん(49)と立憲民主党の前政調会長の小川淳也さん(53)。小林さんは1974年に千葉県・市川市のサラリーマン家庭に生まれた。1999年に東京大学法学部を卒業。同年に財務省に入省。2012年に衆院選で初当選を果たした。一方、小川さんは1971年に香川県・高松市の美容室を営む家庭に生まれた。1994年に東京大学法学部を卒業し、同年に総務省に入省。2005年の衆院選で初当選を果たした。2人とも官僚時代・政治家時代含めてこれまで接点は無く、ほぼ初対面であったという。小林さんは自身の両親が香川県出身であり、小川さんとの共通点があることを明かした。また、小川さんも2人ともバブル崩壊後に社会に出ており、右肩上がりの本格的な好景気を知らない世代であると指摘した。
自民党総裁選の投開票日の日程は9月20日もしくは27日になる模様。立候補が取り沙汰されている主な顔ぶれについて小川さんは「他党のことながら、小林さんのような新しい世代の方に期待したい」と発言。自民・4回生議員たちからの提言として、現役世代が身近に感じられる若き政治リーダーがこれまで以上に求められている。このような総裁選を睨んだ若手の動きについて小林さんは「できる限り色々な方に出てもらい、国の目指すべきビジョンを提示して、多くの国民などに訴えていくことが重要。若手・ベテラン問わず主体的に考えて動ける選挙であるべき」と考えをのべた。橋本さんは「世界を見るとリーダーは40代くらいが多い印象。そういう人たちが中心になりつつ、ベテランの方々の力を借りて活躍してほしい」などと述べた。また、橋本さんは「政治の世界は民間と違いは能力よりも好き嫌いで決まるところがある。世代交代で変えていってほしい」などとコメントした。
野党の立憲民主党でも来月23日に代表選挙が行われる予定。民主党政権時代の要職が多い印象。泉代表以外の顔ぶれは小沢一郎さんとの面会を済ませている模様。小川さんは「人材の数は自民党より少ないが、多様性のある代表選挙にすべきだと思う」と語った。視聴者に対して世代交代の必要性を問うリモコン参加型のアンケートが実施された。
橋下さんは「政治行政の第1の柱として国民から税金を取って分配することに否定はしないが、資本主義のメカニズムを尊重するのかの方向性をお伺いしたい」などと話した。それに対して小林さんは「橋下さんがおっしゃったのには賛成です。二者択一ではないと思っていて、行き過ぎた資本主義というのは違うと思っています。石田梅岩は株主も大切だけど従業員も大切だということでみんなが幸せになっていく資本主義を打ち出した。しかし基本にあるのは自助自立というところは基本に据えるべきだと思っています」などと話した。それに対して橋下さんは「自民党政治で新規参入というところを積極的に認めてこなかった。いろんな事業についての新規参入は認めていくべきだと思います?」との質問に対し小林さんは「そこはケースバイケースだと思っています。私は保守的な思想に立つんですけど、時代に合わないところは変えていけばいいと思います。考えた結果、新規参入が必要であれば規制を緩和していけばいい。」などと話した。橋下さんのライドシェアについてはどうですかとの質問に対しては「2択ではないと思っていまして、政府が実験プロジェクトをしながらモニタリングをすると言っていますので結果を検証したうえでいけばいいと思います」などと話した。資本主義について聞かれた小川さんは「基本は資本主義をベースとしてやっていく。しかし、日本の基礎が出来上がった昭和の時代の高齢化率で言うと5%。いずれは40%となると公共空間を整えなきゃいけないということはあると思う。私は金にものを言わせすぎている社会は軌道修正して人間の力を底上げしなきゃいけない。」などと話した。
岸田政権発足時との経済成長の変化をみると名目GDPなどが軒並み改善している。日本経済を底上げするためにどういう経済制作を今後取っていくべきかについて小林さんは「経済的な指標が上がってきているのはいいことだと思います。唯一いま物価が上がっていますから生活が豊かになっていく実感が湧きにくいというところだと思います。各地域に産業クラスターみたいなものを作っていくのが重要だと思います。地方に拠点を作っていくと結果とし課題となっている東京への一極集中も是正されるのでひとつの技なく罪として連携しながらやっていいくことが重要だと思う。」などと話した。それに対して橋下さんは「そこに自民党の考え方と矛盾を感じるのは、自分たちの考える半導体とかきちんとした検証とか考えずにお金を使ってやるぞって言っているのにタクシーというものすごい業界団体のつよいとことにおいては検証を取ってなど、自分対地が言えないところは慎重にする。ものすごい矛盾を感じるんですけどなどと話した。それに対して小林さんは「それは違うと思っています。半導体については今後10年間で半導体産業をどうやって再生させるかっていう10年先のビジョンを描いた。その時に考えられるデータなどを積み上げて事業費を固めたうえでやっているんです。」などと話した。それに対して橋本さんは「過去振り返えれば失われた30年と呼ばれている期間でいろんなお金を入れて失敗していることも山程ある。それだったらライドシェアぐらいのところも失敗を恐れずにやったらいいのにな。などと話した。
経済政策、エネルギー政策も含めて今後の日本のあるべき姿をどう描いているのかについて「名目で数字が変化し改善することは悪いことじゃない。しかしアベノミクスが始まる前1ドル70円台だった。いま一時160円台。円の価値は半分以下に落ちた。冷静に眺めなきゃいけないのは切り下がった円で評価し直しただけだという視点が必要で国際競争力は落ち続けた30年だった。経済政策として私が思うのは個人消費を拡大できるかが1つ。輸入を減らせるかが1つ。輸出を拡大できるかが1つ。なぜ今財布のひもが堅いのか。それは社会不安が強く将来の見通しが持てないから。したがって安心社会を築き直して人々の不安を取り除くことが個人消費の拡大にとっての重要な政策になる。」などと話した。アメリカが半導体製造装置の輸出規制の強化を求めてきた場合の対応について小林さんは「国益に則って判断するというのがいいと思っています。アメリカは同盟国ではありますけど私達は主権国家ですから、言ってきたからそれをやりますという風には当然ならないわけであって、自分の基軸に則って判断すればいい。」などと話した。
9月に予定されている総裁選をめぐって動きが活発化している。国会議員にとって重要とされる会食いわゆるメシ活に注目して総裁選をひも解く。注目されるのが岸田総理が再選を目指すのかどうか。FNNの世論調査では岸田総理にいつまで総理を続けてほしいかという問いに対してすぐに交代してほしいという方が26.7%、9月の自民総裁任期までが59.5%、ということは、合わせて86.2%の方が9月まででいいと思っているという結果が出た。岸田総理は経済外交をはじめ先送りできない課題に結果を出すべく全力で取り組んでいる今の段階で、それ以上申し上げることはしないということで出馬する、しないということには触れなかったということになった。発言があった日の夜、会食があった。森山総務会長と麻生太郎副総裁が会食。関係者によると麻生さんは会談の中で岸田総理について政策では間違ったことをしていない結果を出していると評価したという。麻生太郎副総裁は様々な人と会食。おとといは河野太郎デジタル大臣と2回目の会食。関係者によると河野大臣は麻生副総裁に総裁選に立候補する意欲を伝え、自らが掲げる政策などを説明したという。
総裁選の鍵を握るのは麻生副総裁だけではない、もう1人の重鎮非主流派の菅前総理も総裁候補を探してメシ活会食をしている。6月6日、小泉元環境相と会食を行った。小泉純一郎元総理が50歳になるまで総裁選に出るなと語ったとされている。これについて進次郎氏は私は43歳だが、いちいち父に仕事上の判断を仰ぐだろうか、自分で考えて歩みを進めるも退くも自分で決めると話をしている。現場に近い若手の議員が推す人物というのが小林鷹之元安保相、先月3日には萩生田前政調会長と焼き肉、先月23日には西村前経産大臣と飲食店で会食をされた。注目したいのは西村前経産大臣との会食。西村前経産大臣は2009年、46歳の若さで総裁選に出馬をしている
ここまでの話を聞いてトーク。橋下さんはこれまでの政治は説明にあった通りだが、新しい政治は政策などを見てもらってリーダーが誕生するのを待っていると話し、こうした方法を取るという前提で小林さんに出馬をするかどうかを聞くと国政に乗り出してから考えているがこれは他の同僚議員も同様であるや今は力を高めるにつきると話す。小川さんにも同様の質問しこういう場で言える範囲の理解を求めつつ橋下さんの言うとおりであるや推薦人を集めるのは困難なのは理解していているが腰が引けても前のめりになりすぎても良くないなど話した。橋下さんは組長と国会議員の仕組みなどの違いはあるが自身の場合はやると宣言し来なかったら去るというスタンスだったなど話した。
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政界の世代交代、必要か?との問に対して「必要」が90%。「必要でない」が4%。どちらとも言えないが6%。
パリオリンピック大会16日目。陸上女子やり投げの頂点を狙う北口榛花。3年前の東京オリンピックは悔いの残る結果で幕を閉じた。結果は12位の最下位。予選の際に左脇腹を負傷しその痛みを抱えながら臨んでいた。北口は現在世界ランキング1位。予選では1投目に62m58をマークし予選を突破。過去の大会では最後の投擲で逆転勝利をしてきた北口だったが今大会では1投目で今季のベスト65m80を叩き出し1位となった。続く2投目3投目では記録を伸ばせない北口だったが、南アフリカ共和国とチェコが3投目で63mを超えるが北口の記録には1歩及ばなかった。東京オリンピックの雪辱を果たした北口。陸上各種目の金メダリストだけが鳴らすことのできる勝利の鐘を鳴らした。
男子高飛び込みで初のメダルを獲得した玉井陸斗。高飛び込みは10mの高さから6回の演技を行い空中姿勢の美しさや入水の水しぶきをどれだけ抑えられたかなどを元に合計得点を競う。前回の東京オリンピックでメダルに届かなかった玉井。玉井の武器は水しぶきの上がらない入水。2本目に力を入れてきた後ろ向きの入水で首位に立つ。4本の飛び込みを終えた時点で東京オリンピックの金メダリストである中国の選手に3点差と互角の戦いになる。5本目の入水で大きなミスが出てしまい3位に後退。メダルまでは70点の最終6本目で玉井は最も得意とする技にかける。後ろ向きに踏み切り2回半ひねり2回半回る技5255Bを決め最高得点となる99点で暫定首位となった。最後に中国の選手に連覇を許したものの、日本の飛び込み界で初となる銀メダルを獲得した。