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日本政府が主導する国際会議TICADはきのう横浜市で開幕。2日目のきょう、石破首相は個別の会談に臨んでいて、きょう午前中央アフリカのトゥアデラ大統領と会談した。石破首相は「日本としては平和と安定のために力を尽くしたい」と話し、これに対してトゥアデラ大統領は日本の難民支援や食料支援などに謝意を示し、両首脳は様々な分野で協力を進めていくことを確認した。石破首相はあすまでの期間中に30カ国以上の首脳らと個別会談の予定で関係強化を図りたい考え。また、会議では経済をテーマにした討議が行われ、議長代理をつとめる岸田前首相は「アフリカの持続的な経済成長のための資金需要がますます増大する中、民間セクターの活力の取り込みが今まで以上に重要」と述べた。午後からは民間企業も交えた会合が行われ、貿易・投資促進などをめぐり意見がかわされる見通し。