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きょう41.8度を観測し国内最高気温を更新した群馬・伊勢崎市。伊勢崎オートレース場の路面はサーモカメラで真っ赤になっていた。オートレースでは50度を超えた路面を熱走路と呼び、高温でタイヤが摩耗し滑りやすくなるという。午後3時ごろの第2レースでは走路温度が58度に。第3レースでは走路温度が55度になる中、出場した藤本選手は「経験したことのない暑さだった」などと語った。兵庫・丹波市で当時の国内最高気温41.2度を観測したのは先月30日のこと。伊勢崎市はきょうグングン気温があがり、夕方になっても気温下がらず。気温が高くなったのは伊勢崎市だけではない。前橋市で最高41度など、群馬各地で40度超えに。桐生市では最高41.2度を観測し、全国で3番目の暑さになった。桐生市の宝徳寺では風鈴まつりを開催しているが、暑さで人の姿はあまりなかった。
きょう全国で40度以上を観測したのは茨城、栃木、群馬、埼玉、東京の14地点で、過去最多となった。埼玉・鳩山町では最高41.4度を記録。東京・八王子市でも最高40.3度を観測した。子どもを公園で遊ばせられないという声も。こうも暑いと涼しいところに行きたくなるのが人間の性。千葉のマザー牧場は標高300メートルに位置し、街中より3度ほど気温が低いという。遊びにきていた人は東京より涼しいなどと話していた。あす関東はきょうより気温は低そうだが、38度前後まで上がるところもありそう。甲府市などは39度予想なので熱中症への警戒必要。
きょうから始まったのが夏の甲子園。開会式は史上初の夕方開催となり、その後の開幕試合は史上初のナイター開催となった。暑さ対策として、午前と夕方に分けて試合を行う2部制は、去年より3日増え6日間に拡大。甲子園球場の目の前の町中華は観戦客で盛り上がっていた。