出没!アド街ック天国 アド街の30年 BEST30
2005年の堀切菖蒲園。朝、駅から大きな荷物を背負ってでてきたのは行商のおばちゃん。千葉の佐倉から京成線でやって来て、いつもの場所で開店。自分の畑でとれた野菜や自家製の漬物を売っていた。他にも、街頭での実演販売や、横丁の流し、紙芝居屋さんなどこの30年で見なくなった。2006年の新浦安。かつて漁業が盛んだったこの街で見つけたのがむきこさん。ハマグリなどの貝をむくからむきこさん。浦安で貝がほとんどとれなくなりむきこさんを見ることも徐々に無くなった。1997年、夜の銀座で出会ったのが花売りの女性。このときすでに貴重な存在だった。木村さんはお客さんを店まで案内し一束1000円の花束を買ってもらっていた。そして今も銀座には、最後の花売り木村さんの姿が。12歳の時にこの仕事を始め、この仕事で娘を育て上げた。体が続く限りやっていたいという。2004年の蒲田、アドバンストヘアー ナカタニには理容界のカリスマがいた。代表の中谷さんは、全国理容競技大会の元日本チャンピオン。彼が得意とするのはクラシカルバックスタイル。そこで当時のADがカットをお願いした。頭頂部を水平にセットするのが一流の証だという。