- 出演者
- 豊島実季
京成本線は京成上野~成田空港まで42駅、69.3km。東京上野と千葉の成田空港を約1時間20分で結ぶ。1909年、成田山の御不動参りの電車として産声をあげた。1950年代、ヘッドマークをつけた特急「開運号」が話題に。1978年に成田空港まで路線を延伸した。
京成本線の京成上野~日暮里の景色。上野を出てまもなく地下路線内にホームが。旧博物館動物園駅は1933年に開業。ホームが短く4両編成までしか停車できない。2004年に駅を廃止された。鉄道施設で初めて東京都選定歴史的建造物に指定された。谷中霊園には多くの著名人が眠っている。
京成本線の日暮里~町屋の景色。青砥駅までの高架線は昭和初期に作られた。当時、私鉄の高架線は先進的だった。レトロな雰囲気が残る高架下にはレンタルオフィスや保育園などが並ぶ。
京成本線の町屋駅~青砥駅の景色。荒川では橋梁の架替工事が進んでいた。橋梁が作られたのは昭和初期。地盤沈下の影響を受けた橋を架け替え増水に備えている。青砥駅は押上方面との分岐駅で立体構造となっている。
京成本線の青砥駅~京成高砂駅の景色。京成高砂は京成本線で最も乗降客が多い駅。ここから成田スカイアクセス線が分岐。2010年、成田スカイアクセス線が営業開始した。スカイライナーの最高速度は従来線最速の時速160km。日暮里~空港第2ビル駅間を最短36分。
前ローマ教皇が亡くなったことをうけバチカンでは7日、次の教皇を決める選挙コンクラーベが始まった。2日目となる8日、133人の枢機卿が投票を行った結果、煙突から白い煙があがり教皇が決まったことが明らかにされた。その後、アメリカ出身のロバート・フランシス・プレボスト枢機卿が第267代ローマ教皇に選出され、レオ14世と名乗ることが発表された。プレボスト氏は2023年、バチカンの司教省長官に任命され、フランシスコ前教皇によって枢機卿に任命。プレボスト氏はフランシスコ前教皇からの信頼が厚かったとされ、貧しい人々や移民に寄り添ってきたという。広場に集まった人たちの声を伝えた。
コンクラーベの現地より中継。新教皇の名前が明らかになると歓声、拍手があがり、新教皇が登場すると歓声は一層大きくなり祝福を送ったという。地元当局はこの一帯だけで25万人が集まると予想している。
コンクラーベが行われるシスティーナ礼拝堂には枢機卿たちが集まった。投票できるのは80歳未満の枢機卿のみ。史上初のヨーロッパ出身者が半数を下回る一方、アジア・中南米・アフリカ出身など多様化が進んできた。コンクラーベとはラテン語で「鍵がかかった」という意味。13世紀に教皇選出が紛糾し空位が続いた際、市民が枢機卿らを閉じ込め選出させたことが由来とされている。枢機卿たちは緊急時を除き外部との連絡を禁じられるなど投票は秘密が厳しく保たれる中で実施。3分の2以上の票を獲得し教皇就任を受諾する枢機卿が現れるまで投票は繰り返し行われる。20世紀以降で最も時間がかかったのは1922年、ピオ11世を選出したコンクラーベ。決まったのは5日目で投票は14回にも及んだ。投票結果は礼拝堂の煙突からあがる煙の色で知らされる。新教皇が決まらない場合には黒い煙。決まった場合は白い煙があがり、鐘が鳴らされることになっていた。
上智大学神学部の菅原裕二特任教授が新教皇について解説。新教皇は枢機卿からの支持をかなり集めていたことが考えられる。経歴を見るとバランスがとれた多様な要素を持っていて、前教皇を継続することが考えられる。宣教師やバチカンでの経歴などが評価されたのではないかと説明。新教皇に期待することについては、レオ14世という名前を選んだことに注目。レオ13世はカトリック教会の外にも話しかけたという流れを継承していく教皇名ではないかと述べた。
国際部の堀デスクが新教皇決定について解説。新教皇が決定後、大聖堂のバルコニーに姿を現し、教皇としての名前が発表され新教皇が誕生。今回のコンクラーベは12年ぶりに行われ133人の枢機卿が投票を繰り返し行った。コンクラーベがここまで注目された理由については、カトリック教徒のトップを決める重要な選挙である点。また枢機卿の出身国の多様化が進んでいる点があげられ、ヨーロッパ以外から教皇が選ばれるかどうかも注目された。新教皇の注目点については、フランシスコ前教皇の路線を継承するのか。もしくは保守的な路線に転換するのかという点。新教皇はどうバランスをとっていくのかが問われる。バチカンが向き合う課題については、聖職者による性的虐待、ヨーロッパでの教会離れの対応など問題を解決していく姿勢をどう示していくかが重要と述べた。
前ローマ教皇が亡くなったことをうけバチカンでは7日、次の教皇を決める選挙コンクラーベが始まった。2日目となる8日、133人の枢機卿が投票を行った結果、煙突から白い煙があがり教皇が決まったことが明らかにされた。その後、アメリカ出身のロバート・フランシス・プレボスト枢機卿が第267代ローマ教皇に選出され、レオ14世と名乗ることが発表された。プレボスト氏は2023年、バチカンの司教省長官に任命され、フランシスコ前教皇によって枢機卿に任命。プレボスト氏はフランシスコ前教皇からの信頼が厚かったとされ、貧しい人々や移民に寄り添ってきたという。
京成本線の京成佐倉駅~京成成田駅の景色。成田山新勝寺は年間1千万人が訪れる。江戸時代から栄える表参道。京成成田駅のホームにある不思議な台はベンチにしては少し高い。約40年前まで使われていた担ぎ台で行商人が重い荷物を担ぐ際に使用していた。
エンディング映像。