なないろ日和! (特集)
まず、人生に大きな影響を与えた2人の人物について。1人はオードリー・ヘプバーン。20年以上の親交があるという。スマホもSNSもない時代に、手紙か電話でやり取りをしていたという。そのオードリーから「過去にすがって生きてるんじゃない。今を生きている」という生き方を学んだという。オードリーは「年を取った自分に悲観せず今を誇りに思う」と話していたといい、加藤タキはそれを真似していると明かした。
もう1人生き方の礎となったのが母親だという。母親のシヅエさんは日本で初の国会議員となった人物。母がタキさんを生んだのは48歳のときだったという。母親は年齢にとらわれない生き方をしていたという。その母親から学んだことが「自分を省みない人は美しくない」ということ。
次にスタイルキープの秘訣を教わる。60代のときには今より10キロ太っていたといい、社交ダンスをやって10キロ痩せたという。友達の勧めで67歳から社交ダンスをはじめ、79歳の今でも続けているという。また、健康やスタイルのため食事にも意識をしているという。揚げ物は控え、肉や魚でタンパク質を摂取するようにしているとのこと。
加藤タキの行きつけ・恵比寿ガーデンプレイス近くのAPONTEへ。秋刀魚と秋ナスのインボルティーニという前菜をいただく。インボルティーニはイタリア語で巻く・包むという意味。趣味のシャンソンは75歳半から始めたという。加藤タキは興味をもったことはとにかくやってみるようにしているという。会わなかったらやめればいいなどと話した。加藤タキは今の自分が好き、好奇心を失ったら老けるなどと話した。