ひるおび (ニュース)
オープンAI社のチャットGPTの機能では、写真からジブリ風画像を作成できる。アメリカ国内では、オープンAI社がスタジオジブリ作品を無断でAIに学習させているのではと問題視され、物議を醸した。きのう成立したAI推進法は、日本初のAI法。Ai戦略本部の新設やAI基本計画の策定が盛り込まれているほか、Aiを利用した犯罪などについて、事業者に対し国が調査・指導できるようになった。罰則は現時点でない。ジブリ風など、特定の作風に加工することについて、八代は、画風を真似するだけなら、現時点で違法にはならない、特定の映画のシーンや背景などを使って作成すると、著作権侵害になる、新法には、事業者に対し、フェイク動画などに加工できるようなサービスを提供してはいけないという内容も含まれているなどと話した。ジブリ風に加工した画像をSNSに投稿したり、加工画像を使って商品を販売したりすると、著作権侵害に問われる可能性が今後出てくるかもしれないという。有識者や企業は、法案作成前、罰則付きの法改正が必要だとしていたが、政府関係者は、イノベーションを阻害しかねないとして、現時点で罰則を設けなかった。八代は、テロや特殊詐欺などに悪用することは可能である、悪用を防ぐため、事業者が独自に規制をかけているが、規制のゆるいサービスや規制をかけない事業者も出てくる可能性がある、そうした事業者に対応するための基本法となるなどと話した。