シューイチ 中山のイチバン
FRUITS ZIPPER等を手がけるアイドルプロデューサー・木村ミサさんにインタビュー。木村プロデューサーは群馬出身。人気アイドル・FRUITSZIPPERは、「わたしの一番かわいいところ」がZ世代を中心に大バズり。彼女たちのデビューから僅か3年の間にCANDY TUNE、SWEET STEADY、CUTIE STREETと3つのグループを世に送り出し、去年デビューしたCUTIE STREETの「かわいいだけじゃだめですか?」は、TikTokの関連動画の総再生回数が、なんと50億回を突破。木村プロデューサーは、4グループが所属する今話題のKAWAII LAB.で総合プロデューサーを務める。木村プロデューサーは「むすびズムというアイドルグループに約3年所属。もともとすごくアイドルが好き。アイドルに関わる仕事がしたいと思っていた」などと語った。
なぜKAWAII LAB.のアイドルは、若い世代に刺さるのか。木村プロデューサーの令和のヒット術をひもとく。1:カワイイを研究。大学生のときにカワイイという言葉の社会変動をアイドルから紐解く卒論を書いていた。昭和のアイドルは手の届かない存在。ももクロやAKB48などの平成のアイドルは会いに行けるアイドルと身近になっていき、令和のアイドルはそれにプラスしてSNSの普及で自分たちの日常をシェアできる。真似をしやすいの今の推し活ブームに紐づいているという。「それぞれの思うカワイイがその子のカワイイだし、その時代のかわいさにつながってるのでは」などと語った。2:メンバーとの会話を歌に!。「メンバーの個性をどんどん生かしながら楽曲を作っていく。これ自分のこと言ってるんだって思えるようなところを作りたい。すごく会話は大事にしている」などと語った。木村プロデューサーについて、メンバーたちは「小さいことでも話せるしお姉さんみたい」「コミュニケーションが取りやすい」などと話した。これから目指す未来について、KAWAII LAB.としては、「原宿から世界へ」をコンセプトとして掲げている。「KAWAII」は万国共通の言葉なので、いつかワールドツアーができたらいいなと考えている。