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けさ紹介するのはアメリカの監督が日本の有名な怪談を新たな解釈で映画化した海外発のジャパニーズホラー。映画はキャンプを楽しむ大学生3人があるゲームを提案するところから始まる。携帯のゲームアプリ「ストーリー・ゲーム」を使って決めるのはトークテーマ。さらに選ばれたのは日本を舞台にした怖い話。映画はそこで語られるストーリーをオムニバス形式で映像化している。GREAT POINTは外国人監督が描く新解釈のジャパニーズホラー。脚本・監督を務めたのはハワイ出身のアメリカ人、ジェイソン・K・ラウ。彼の手によって日本人なら誰もが知る怪談が新たな解釈で描かれた。例えば「口裂け女」は、日本では夜道でマスクをした女性が近づいてきて「私キレイ？」と問いかけ、「これでも？」と言いながらマスクを外すのが一般的。しかし今回の映画で出会うのは通勤電車の中。女性のことが気になった男性はなんと女性をナンパ。そして2人は食事のデートへ。会話を楽しむ2人だが、突然帰ってしまう女性。その姿を追いかけ、誰もいない地下室に迷い込むと、デート中に口裂け女に変貌する新たな解釈で描かれた。さらに日本で最も有名な学校の怪談「トイレの花子さん」も。日本の怪談では誰もいない学校のトイレで「花子さん」と呼びかけると返事が返ってくるというものだが、今回の映画で花子さんが現れるのは、学校ではなくハロウィンパーティー会場のトイレ。トイレをノックすると誰もおらず、覗き込んだ女性3人がトイレに突然閉じ込められ、パニック状態に。今回の映画を手掛けた理由について監督は「目指したのは日本の怪談を世界中の人々に知ってもらうこと。有名な日本の怪談を新たな物語へと生まれ変わらせました」と話す。映画は11月10日公開。