HPVワクチン 接種逃した世代 キャッチアップ接種の期限迫る/有効性と安全性 研究進む HPVワクチン最新情報

2024年7月9日放送 16:11 - 16:20 NHK総合
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子宮頸がんの予防につながる「HPVワクチン」は小学校6年性~高校1年生は国の定期接種を無料で受けられるが、その一方で20歳前後の世代は接種を逃した人もいるのが現状となっている。接種を逃した世代に対しては無料での接種が行われているが、その期限も迫りつつある。子宮頸がんは年に約1万人が罹患し、約3000人が死亡している。ヒトパピローマウイルスという性交渉などで生涯に1度は感染するとされるウイルスが原因で患うがんとなっていて、ワクチンは自費で打つと約10万円ほどかかるという。定期接種は2013年4月から行われたが不調を訴える女性もいたことで積極的勧奨が同年6月に中止となり、約9年にわたりHPVワクチンの告知も行われない形となった。これにより約260万人以上が告知を聞くことが出来ず接種出来なかったという。接種の期限は2025年3月末となっているが、3度の接種で1セットとなることから9月までに1回目の接種を行うことが望ましいのだという。また、子宮頸がんはHPVに感染し軽度・中等度・高度の病変をへて子宮頸がんとなるのに対し、中等度までであれば戻る可能性があるという。また、女性クリニックでは若い世代が思春期の悩みを相談できる「ユースクリニック」というイベントが行われていて、HPVワクチンの啓発活動もおこなされている。医師は自分の身体を守るために、自分の人生を守るために自分で選択肢て決めてほしいと話している。また、ワクチンの接種後に症状が出た場合はかかりつけの医師などに相談することも求められる。


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大阪大学厚生労働省子宮頸がん藤沢市(神奈川)ヒトパピローマウイルスHPVワクチンユースクリニック

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