首都圏情報 ネタドリ! ”がんを防ぐ”ワクチン 効果は?安全性は?
千葉県で婦人科クリニックを営む医師の横須賀治子さん。ワクチンについて正確に知ってほしいと地域での情報発信に力を入れている。この日、訪れたのは近隣の小児科クリニック。仲間の医師たちとHPVワクチンに関する漫画を作成。県内の自治体や医療機関に配布している。さらに力を入れているのが接種を受ける当事者である子どもたちへの情報提供。子宮頸がんと予防に関する現在分かっている最新の情報を伝える。これまで横須賀さんが訪ねた学校はおよそ20校。教育現場への働きかけを通じて接種率の向上につなげていきたいと考えている。接種を受ける当事者に近い若い世代も情報発信を始めている。都内で中高生を対象に開かれたHPVワクチンについて学ぶイベント。主催したのは医学部に通う大学生。メンバーの一人、大坪琉奈さん。中高生の時に接種を逃し大学生になってキャッチアップ接種を受けた。中高生たちがワクチンについてお互いに気軽に話し合うことで接種を検討する機会が増えてほしいと考えている。