本日の司会は オードリー若林! (本日の司会は オードリー若林!)
葛飾での集客や知名度はまだまだだという「南葛SC」。依頼人の天野さんはサッカー界きってのアイデアマンで、前職の川崎フロンターレ時代には選手が登場する算数ドリルを企画するなど型破りな手法でフロンターレの人気を地元に定着させた敏腕プロモーターだ。しかし、天野さんは自分のアイデアだけでなく、チームで意見を出し合いたいという。オフィス兼選手寮で行われる会議には、ジョホールバルの歓喜で知られる岡野雅行さんや元日本代表の今野泰幸さんの姿も。岡野さんは事業本部長を務め、今野さんは最年長選手として在籍しているという。そのほか、選手兼社員や事業スタッフに若林を含めた9人で会議を行う。
今回の会議の議題は、ホーム最終戦の集客イベントの内容を決めること。これまで様々なイベントを開催したというが、会議では天野さん単独のアイデアが進んでいき、選手やスタッフが駆り出されることも多いが、今野さんは「反響があまりない」と明かす。今回は、そんな“天野1トップ”からの脱却を若林の司会で目指したいという。若林がマーケティング部の阿保幸菜さんに話を聞くと、岡野さんが青鬼役を演じた節分イベントは特に盛り上がったことが分かった。それを受けた若林が、地域のラジオ体操に参加したことで地域に溶け込めたという自身の体験談を語ったことで、目指すべきイベントのイメージを共有することができた。この流れで、選手らから「ハーフタイムショーで葛飾野高校ダンス部に踊ってもらう」「葛飾ラプソディーにちなんだ靴飛ばしチャレンジ」などのアイデアが続出。会議は活性化した。
若林の司会ぶりについて、会議の参加者は「自分の案を出す機会をもらえた」「いつもより企画の広がりができた」などと評価した。若林は「ある程度の余白を後輩・部下・年下に任せる勇気がリーダーにもいるということを身につまされた」と語った。